男女別 離婚理由ランキング
毎年、日本では約20万組の夫婦が離婚しています。
離婚理由で一番多い理由って何だか気になりますよね?
協議離婚の際に提出する離婚届には、離婚する理由を書くところはありません。
ですので、はっきりした理由は推測するしかありません。
しかし、公的な機関による「離婚したい理由」をまとめた資料が存在します。
それは、家庭裁判所が発行している司法統計といって、離婚の話し合いがまとまらない夫婦が調停を申し立てるのですが、その時に離婚したい理由を13個の選択肢から選んで記入する用紙があるそうです。
その選択肢は以下になります。
1.性格があわない 2.異性関係 3.暴力をふるう 4.酒を飲みすぎる 5.性的不調和 6.浪費する 7.病気 8.精神的に虐待する 9.家族を捨ててかえりみない 10.家族との折り合いが悪い 11.同居に応じない 12.生活費を渡さない 13.その他
(引用元:裁判所 司法統計 )
そして司法統計から「離婚したい理由」上位5位をピックアップするとこんな感じです。
【夫が妻と離婚したい理由】
1位 性格があわない
2位 その他
3位 精神的に虐待する
4位 家族親族との折り合いが悪い
5位 異性関係
妻が夫と離婚したい理由】
1位 性格があわない
2位 生活費を渡さない
3位 精神的に虐待する
4位 暴力をふるう
5位 異性関係
このランキングから分かるのは、一番多い離婚理由は夫婦ともに「性格が合わない」でした。
2位以下では夫の方は「その他」を多く選んだのに対し、妻の方は「生活費を渡さない」や「暴力をふるう」を多く選んでいます。
女性の方が生活や精神的に追い詰められたり、命の危機などを感じているのが分かり、まだまだ婚姻関係では弱い立場にあるのが分かる結果ではないでしょうか?
ただし今回の結果はあくまで調停離婚の場合の結果ですので、協議離婚がほとんどの日本では本当の理由は分かりませんよね。
それに離婚の理由って一つってことはないでしょうから、こればかりは永遠のテーマでしょうか。